臨床栄養学｜管理栄養士国家試験問題

第35回国家試験問118

医薬品と医薬品が栄養素に及ぼす影響の組合せである。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。

アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬ーーーカリウムの再吸収抑制
D─ペニシラミンーーー亜鉛の吸収促進
メトトレキサートーーー葉酸の代謝拮抗作用
サイアザイド系利尿薬ーーーナトリウムの尿中排泄抑制
ワルファリンーーービタミン K の作用増強

第35回国家試験問122

脂質異常症の栄養管理に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。

高 LDL コレステロール血症では、飽和脂肪酸の摂取エネルギー比率を 10％E とする。
高 LDL コレステロール血症では、コレステロールの摂取量を 400 mg/日とする。
低 HDL コレステロール血症では、トランス脂肪酸の摂取を増やす。
高トリグリセリド血症では、n─ 3 系脂肪酸の摂取を控える。
高カイロミクロン血症では、脂肪の摂取エネルギー比率を 15％E とする。

第33回国家試験問126

脂質異常症の栄養管理に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。

高カイロミクロン血症では、脂質のエネルギー比率を20～30%Eとする。
高LDL-コレステロール血症では、飽和脂肪酸の摂取を控える。
低HDL-コレステロール血症では、トランス脂肪酸の摂取を控える。
高トリグリセリド血症では、アルコール摂取量を25g/日以下とする。
高トリグリセリド血症では、果糖を含む加工食品の摂取を減らす。

第35回国家試験問114

経腸栄養法が禁忌となる患者である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。

第30回国家試験問124

糖尿病治療薬とその主作用の組合せである。誤っているのはどれか。1つ選べ。

DPP-4阻害薬ーーーインクレチン分解の抑制
SGLT2阻害薬ーーー消化管での糖吸収の抑制
スルホニル尿素(SU)薬ーーーインスリン分泌の促進
チアゾリジン薬ーーーインスリン抵抗性の改善
ビグアナイド薬ーーー肝臓での糖放出の抑制

第31回国家試験問137

がん患者に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。

がん悪液質には、サイトカインが関与する。
がん悪液質では、除脂肪体重が増加する。
がん化学療法では、食欲不振がみられる。
緩和ケアは、がんと診断されたときから開始される。
緩和ケアには、家族への支援が含まれる。

第32回国家試験問142

褥瘡に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。

評価法には、DESIGN-RⓇがある。
肩甲骨部は、好発部位である。
十分なエネルギー摂取が、必要である。
滲出液がみられる時には、水分制限を行う。
予防には、除圧管理が有効である。

第33回国家試験問139

消化器手術とその合併症の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。

食道切除ーーー脂肪吸収障害
胃全摘ーーー巨赤芽球性貧血
胆嚢摘出ーーー低血糖
膵臓切除ーーー嚥下障害
直腸切除ーーーダンピング症候群

第34回国家試験問114

末梢静脈栄養法に関する記述である。最も適切なのはどれか。1つ選べ。

1日に2,000kcalを投与できる。
アミノ酸濃度20％の溶液を投与できる。
脂肪乳剤は、1g/kg標準体重/時で投与できる。
ブドウ糖濃度30％の溶液を投与できる。
浸透圧300mOsm/Lの溶液を投与できる。

第32回国家試験問137

神経性やせ症(神経性食欲不振症)の症候である。正しいのはどれか。1つ選べ。

第31回国家試験問141

先天性代謝異常症とその栄養管理で制限する栄養素の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。

フェニルケトン尿症ーチロシン
メープルシロップ尿症ーーー芳香族アミノ酸
ホモシスチン尿症ーーーメチオニン
糖原病Ⅰ型ーーーブドウ糖
ガラクトース血症ーーー果糖

第31回国家試験問140

食物アレルギーに関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。

卵白のアレルゲンには、オボムコイドがある。
小麦のアレルゲンには、グルテンがある。
ピーナッツは、アナフィラキシーの原因となる。
鶏肉のアレルゲン性は、加熱により低下する。
牛乳アレルギーでは、ヨーグルトを代替食品とする。

第30回国家試験問120

食品が医薬品に及ぼす影響に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

クロレラは、ワルファリンの効果を減弱する。
納豆は、HMG-CoA還元酵素阻害薬(スタチン)の効果を増強する。
グレープフルーツは、カルシウム拮抗薬の効果を減弱する。
牛乳は、ビスホスホネート薬の効果を増強する。
セント・ジョーンズ・ワートは、スルホニル尿素(SU)薬の効果を増強する。

第31回国家試験問117

栄養アセスメントの項目と病態の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。

血清コリンエステラーゼーーーたんぱく質の合成低下
血清トランスサイレチンーーー鉄の欠乏
血清レチノール結合たんぱく質ーーー銅の欠乏
尿中ケトン体ーーーたんぱく質の異化亢進
尿中尿素窒素ーーーブドウ糖の利用障害

第33回国家試験問116

診療報酬における栄養食事指導料の算定に関する記述である。正しいのはどれか。2つ選べ。

外来患者は、初回20分の栄養食事指導で算定できる。
小児食物アレルギー患者の外来栄養食事指導料は、9歳未満の場合に算定できる。
入院栄養食事指導料は、入院期間中に3回算定できる。
集団栄養食事指導料は、外来患者と入院患者が混在した場合も算定できる。
集団栄養食事指導料の算定は、1回の対象者数の上限が20人である。

第35回国家試験問123

消化器疾患と栄養管理の組合せである。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。

胃食道逆流症ーーーカリウム制限
たんぱく漏出性胃腸症ーーーカルシウム制限
慢性膵炎代償期ーーー脂肪制限
胆石症ーーー糖質制限
過敏性腸症候群ーーーたんぱく質制限

第34回国家試験問127

うっ血性心不全が増悪した時の病態と栄養管理に関する記述である。最も適切なのはどれか。1つ選べ。

心胸郭比は、小さくなる。
交感神経系は、抑制される。
血漿BNP(脳性ナトリウム利尿ペプチド)値は、上昇する。
水分摂取量は、50mL/kg標準体重/日とする。
食塩摂取量は、8g/日とする。

第31回国家試験問132

循環器疾患とその栄養管理に関する組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。

狭心症ーーー低カリウム食
脳出血ーーー減塩食
うっ血性心不全ーーー低リン食
心房細動ーーー低脂肪食
高血圧ーーー高炭水化物食

第35回国家試験問119

問題志向型診療録（POMR）とその内容に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。

問題志向型システム（POS）の第 2 段階に当たる。
基礎データは、SOAP に分けて記載する。
記録は、5W2H 方式で記載する。
問題リストは、基礎データから時間の経過に沿って記載する。
初期計画は、問題ごとに記載する。

第31回国家試験問142

褥瘡の病態と栄養管理に関する記述である。正しいのはどれか。2つ選べ。

栄養状態の低下は、発症の外的要因である。
糖尿病患者では、悪化しやすい。
踵骨部は、好発部位である。
たんぱく質漏出期には、低たんぱく質食とする。
水分制限は、褥瘡を改善させる。

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第35回国家試験 問118

第35回国家試験 問122

第33回国家試験 問126

第35回国家試験 問114

第30回国家試験 問124

第31回国家試験 問137

第32回国家試験 問142

第33回国家試験 問139

第34回国家試験 問114

第32回国家試験 問137

第31回国家試験 問141

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