人体の構造と機能及び疾病の成り立ち｜管理栄養士国家試験問題｜21問〜40問

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人体の構造と機能及び疾病の成り立ち

第33回国家試験問39

神経系の構造と機能に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

交感神経が興奮すると、消化管の運動は亢進する。
副交感神経が興奮すると、唾液の分泌は減少する。
摂食中枢は、延髄にある。
三叉神経は、味覚の伝達に関与する。
味蕾は、味覚の受容器である。

第35回国家試験問21

アミノ酸・糖質・脂質の代謝に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。

ドーパミンは、グルタミン酸から生成される。
バリンは、糖原性アミノ酸である。
ヒスタミンは、チロシンの脱炭酸反応によって生成される。
ペントースリン酸回路は、NADH を生成する。
コレステロールは、生体のエネルギー源になる。

第32回国家試験問41

血液系疾患に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

血友病は、ビタミンK欠乏により起きる。
特発性血小板減少性紫斑病(ITP)では、骨髄の低形成がみられる。
鉄欠乏性貧血では、血清フェリチン値は低下する。
溶血性貧血では、血清ハプトグロビン値は上昇する。
再生不良性貧血は、葉酸欠乏により起きる。

第30回国家試験問21

酵素に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

反応速度は、至適pHで最小となる。
酵素と基質の親和性は、ミカエリス定数(Km)が大きいほど高い。
アポ酵素は、単独で酵素活性をもつ。
乳酸脱水素酵素には、アイソザイムがある。
化学反応における活性化エネルギーは、酵素によって増大する。

第35回国家試験問37

妊娠、分娩および乳汁分泌に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。

妊娠 0 週 0 日は、受精卵が着床した日である。
ヒト絨毛性ゴナドトロピン（hCG）は、黄体を退縮させる。
インスリンは、母体から胎児へ移行する。
オキシトシンは、子宮筋を収縮させる。
プロラクチンは、射乳を起こす。

第30回国家試験問35

内分泌疾患に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

クッシング症候群では、テタニーを起こす。
原発性アルドステロン症では、高カリウム血症を起こす。
褐色細胞腫では、高血圧を起こす。
甲状腺機能低下症では、眼球突出を起こす。
抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)では、高ナトリウム血症を起こす。

第34回国家試験問22

恒常性（ホメオスタシス）に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。

感覚神経は、自律神経である。
生体にストレスが加わると、副交感神経が優位に活性化される。
ヒトの概日リズム(サーカディアンリズム)は、約12時間である。
体温調節の中枢は、視床下部にある。
代謝性アシドーシスが生じると、呼吸が抑制される。

第33回国家試験問25

個体の恒常性に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

過呼吸では、呼吸性アシドーシスがみられる。
アルドステロンの過剰分泌により、代謝性アルカローシスが起きる。
メラトニンは、夜間に分泌が減少する。
不感蒸泄では、電解質の喪失がみられる。
食物摂取後は、生体における熱産生が抑制される。

第31回国家試験問32

循環器疾患の成因と病態に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

くも膜下出血は、心房細動で起こる。
肺塞栓は、静脈血栓症で起こる。
右心不全では、肺うっ血が生じる。
狭心症では、心筋壊死が生じる。
腎血管性高血圧では、レニン分泌が低下する。

第34回国家試験問38

女性生殖器疾患と妊娠合併症に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。

子宮頸がんは、腺がんが多い。
ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンは、子宮体がんの予防に用いる。
閉経後の肥満は、乳がんのリスク因子である。
妊娠高血圧症候群の重症度は、浮腫の有無で分類する。
妊娠中に発症した明らかな糖尿病を、妊娠糖尿病という。

第32回国家試験問26

胃酸に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

主細胞でつくられる。
分泌が低下すると、鉄の吸収は低下する。
迷走神経の興奮は、分泌を抑制する。
ヒスタミンは、分泌を抑制する。
セクレチンは、分泌を促進する。

第35回国家試験問36

運動器に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。

腰椎は、 6 個である。
舌運動は、舌咽神経支配である。
伵筋は、顔面神経支配である。
筋が収縮する際は、筋小胞体からカリウムイオンが放出される。
筋収縮のエネルギーは、ATP の分解による。

第33回国家試験問18

ヒトの細胞の分裂と分化に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

受精卵は、多能性を有する細胞である。
胚性幹(ES)細胞は、分化した細胞である。
細胞の染色体数は、減数分裂により46本になる。
体細胞分裂は、細胞周期の間期に起こる。
体細胞のテロメアは、細胞分裂に伴って伸長する。

第34回国家試験問28

消化器系の構造と機能に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。

食道は、胃の幽門に続く。
ガストリンは、胃酸分泌を抑制する。
肝臓は、消化酵素を分泌する。
肝臓は、尿素を産生する。
肝臓は、カイロミクロンを分泌する。

第30回国家試験問20

核酸の構造と機能に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)法には、プライマーが必要である。
プロモーターは、mRNAの移動に必要である。
rRNA(リボソームRNA)は、脂肪酸を運ぶ。
イントロンは、たんぱく質に翻訳される。
DNA分子中のシトシンに対応する相補的塩基は、アデニンである。

第35回国家試験問22

個体の恒常性（ホメオスタシス）に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。

体の水分は、全体重の 30％になるように保たれる。
動脈血の pH は、7．0 になるように保たれる。
交感神経と心筋の間の神経伝達物質は、アセチルコリンである。
コルチゾールが副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン（CRH）の分泌を抑制するのは、負のフィードバック機構による。
体温の日内変動では、早朝が最も高い。

第33回国家試験問34

腎・尿路系疾患に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

急激な腎血流量減少は、腎前性急性腎不全の原因になる。
糖尿病腎症の第4期は、たんぱく尿の出現で判定される。
慢性腎不全では、低リン血症がみられる。
腎代替療法のうち最も多いのは、腎移植である。
無尿は、透析導入の必須項目である。

第31回国家試験問44

感染症に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

大腸菌は、グラム陽性菌である。
麻疹の感染経路は、経口感染である。
結核は、再興感染症である。
重症急性呼吸器症候群(SARS)の病原体は、真菌である。
梅毒の病原体は、クラミジアである。

第35回国家試験問29

循環器系に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。

心臓血管中枢は、小脳にある。
三尖弁は、左心房と左心室の間にある。
洞房結節は、左心房にある。
静脈の容量は、動脈の容量より大きい。
心電図の QRS 波は、心房の興奮を示す。

第33回国家試験問35

内分泌疾患に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

原発性アルドステロン症では、高カリウム血症がみられる。
甲状腺機能亢進症では、徐脈がみられる。
ADH不適切分泌症候群(SIADH)では、高ナトリウム血症がみられる。
褐色細胞腫では、低血糖がみられる。
クッシング症候群では、中心性肥満がみられる。

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第33回国家試験 問39

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