人体の構造と機能及び疾病の成り立ち｜管理栄養士国家試験問題｜21問〜40問

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人体の構造と機能及び疾病の成り立ち

第33回国家試験問44

感染症の感染経路に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。

結核は、空気感染である。
コレラは、水系感染である。
アニサキスは、いかの生食で感染する。
風疹は、胎児に垂直感染する。
C型肝炎は、経口感染である。

第35回国家試験問28

消化器系がんとそのリスク因子の組合せである。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。

食道がん―――アスベスト
胃がん―――アフラトキシン
肝細胞がん―――ヒトパピローマウイルス
膵がん―――喫煙
結腸がん―――EB ウイルス

第35回国家試験問33

内分泌疾患の主な症候に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。

クッシング症候群では、テタニーがみられる。
甲状腺機能亢進症では、低体温がみられる。
褐色細胞腫では、低血糖がみられる。
アジソン病では、血中コルチゾールの低下がみられる。
尿崩症では、高張尿がみられる。

第34回国家試験問22

恒常性（ホメオスタシス）に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。

感覚神経は、自律神経である。
生体にストレスが加わると、副交感神経が優位に活性化される。
ヒトの概日リズム(サーカディアンリズム)は、約12時間である。
体温調節の中枢は、視床下部にある。
代謝性アシドーシスが生じると、呼吸が抑制される。

第30回国家試験問21

酵素に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

反応速度は、至適pHで最小となる。
酵素と基質の親和性は、ミカエリス定数(Km)が大きいほど高い。
アポ酵素は、単独で酵素活性をもつ。
乳酸脱水素酵素には、アイソザイムがある。
化学反応における活性化エネルギーは、酵素によって増大する。

第34回国家試験問40

免疫と生体防御に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。

溶血性貧血は、Ⅲ型アレルギーの機序で起こる。
ツベルクリン反応は、Ⅱ型アレルギーの機序で起こる。
形質細胞は、液性免疫を担う。
IgAは、免疫グロブリンの中で最も血中濃度が高い。
IgGは、5量体である。

第33回国家試験問32

脳血管障害に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

ラクナ梗塞は、脳動脈瘤がリスク因子である。
一過性脳虚血発作(TIA)は、脳出血の前駆症状である。
脳出血は、頭部CTで低吸収領域として示される。
くも膜下出血は、症状に激烈な頭痛がある。
脳塞栓は、症状発現が緩徐である。

第30回国家試験問20

核酸の構造と機能に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)法には、プライマーが必要である。
プロモーターは、mRNAの移動に必要である。
rRNA(リボソームRNA)は、脂肪酸を運ぶ。
イントロンは、たんぱく質に翻訳される。
DNA分子中のシトシンに対応する相補的塩基は、アデニンである。

第31回国家試験問42

免疫グロブリンについての記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

IgMは、胎盤を通過する。
IgAは、唾液中に含まれる。
IgGは、即時型アレルギー反応に関わる。
IgEは、肥満細胞から分泌される。
IgEは、免疫グロブリンの中で最も血液中濃度が高い。

第32回国家試験問20

酵素に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

ミカエリス定数(Km)が小さいほど、酵素と基質の親和性が低い。
アポ酵素は、単独で酵素活性をもつ。
化学反応における活性化エネルギーは、酵素によって低下する。
酵素の反応速度は、至適pHで最小となる。
律速酵素は、代謝経路で最も速い反応に関与する。

第34回国家試験問38

女性生殖器疾患と妊娠合併症に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。

子宮頸がんは、腺がんが多い。
ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンは、子宮体がんの予防に用いる。
閉経後の肥満は、乳がんのリスク因子である。
妊娠高血圧症候群の重症度は、浮腫の有無で分類する。
妊娠中に発症した明らかな糖尿病を、妊娠糖尿病という。

第33回国家試験問22

代謝と酵素反応に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

グルコースは、代謝されると尿素になる。
脂肪酸は、代謝されるとアンモニアになる。
酵素反応の速度は、至適pHで最大となる。
トリプシンの至適pHは、酸性領域にある。
ペプシンの至適pHは、アルカリ性領域にある。

第32回国家試験問18

細胞内での代謝とそれが行われる部位の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。

クエン酸回路ーーー細胞質ゾル
β酸化ーーーリボソーム
たんぱく質合成ーーープロテアソーム
電子伝達系ーーーミトコンドリア
解糖ーーーゴルジ体

第33回国家試験問33

腎臓の構造と機能に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

原尿は、尿細管で生成される。
糸球体に流入する血液は、静脈血である。
アルドステロンは、カリウムの再吸収を促進する。
バソプレシンは、水の再吸収を促進する。
糸球体濾過量は、腎血流量の約90%である。

第32回国家試験問34

神経系に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

神経管の閉鎖には、葉酸が必要である。
脳神経は、中枢神経系に属する。
中脳は、橋と脊髄の間にある。
体温調節中枢は、延髄にある。
摂食中枢は、視床にある。

第34回国家試験問20

核酸とその分解産物に関する記述である。最も適切なのはどれか。1つ選べ。

クレアチンリン酸は、ATPの加水分解に用いられる。
酸化的リン酸化によるATP合成は、細胞質ゾルで行われる。
脱共役たんぱく質(UCP)は、ミトコンドリア内膜に存在する。
アイソザイムは、同じ一次構造をもつ。
酵素は、触媒する化学反応の活性化エネルギーを増大させる。

第30回国家試験問22

ヒト体内の窒素化合物に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

クレアチンは、クレアチニンの代謝産物である。
グルタミン酸は、オキサロ酢酸から生成される。
セロトニンは、チロシンから生成される。
ドーパミンは、グルタミンから生成される。
アンモニアは、肝臓で尿素に変換される。

第34回国家試験問17

器官・組織とその内腔を被う上皮細胞の組合せである。最も適当なのはどれか。1つ選べ。

食道ーーー移行上皮
胃ーーー重層扁平上皮
小腸ーーー線毛上皮
血管ーーー単層扁平上皮
肺胞ーーー円柱上皮

第30回国家試験問44

感染症に関する記述である。正しいのはどれか。2つ選べ。

エイズ(AIDS)では、CD4陽性リンパ球が増加する。
MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)の感染経路は、接触感染である。
麻疹の感染経路は、経口感染である。
結核は、新興感染症である。
ヘリコバクター・ピロリ菌は、ウレアーゼ活性をもつ。

第32回国家試験問24

症候に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

ショック状態では、血圧が上昇している。
低血糖になると、交感神経が刺激される。
チアノーゼは、貧血で出現しやすい。
体重は、バイタルサイン(生命徴候)に含まれる。
浮腫は、血漿膠質浸透圧の上昇により出現する。

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第33回国家試験 問44

第35回国家試験 問28

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