1→乳糖不耐症は、乳糖を分解する酵素「ラクターゼ」の不足により乳糖が腸内で発酵して症状が出るもので、アレルギーとは異なる。Ⅰ型アレルギーは即時型アレルギー反応を指す。
2→正解。オボアルブミンは鶏卵白に多く含まれるタンパク質で、加熱することでその抗原性が低下するとされている。
3→グルテンに対する反応はセリアック病というものであり、これはアレルギーとは異なる。加熱により抗原性が増大するという証拠はない。
4→鶏卵アレルギーの患者さんは、鶏卵に含まれるタンパク質に対してのアレルギー反応を示す。しかし、全ての鶏卵アレルギーの患者さんが鶏肉に対してアレルギー反応を示すわけではない。
5→食品表示基準で定められる品目に、えび、かに、くるみ、小麦、そば、卵、乳、落花生(ピーナッツ)の8品目(以下「特定原材料」という)が挙げられ、通知で表示を推奨する品目に、アーモンド、あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、 キウイフルーツ、牛肉、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、 もも、やまいも、りんご、ゼラチンの20品目(以下「特定原材料に準ずるもの」とい う。)が挙げられています。
※令和5年3月に「くるみ」が特定原材料に追加されました。