1→ 生体電気インピーダンス法(BIA)は、体内の水分が電気を通しやすい(すなわち電気抵抗が低い)という性質を利用しています。体脂肪は水分を含まないため、実際には体脂肪の電気抵抗は高いです。このため、誤っています。
2→BIAは体内の水分量に基づいて体組成を推定するもので、特に体内の水分が電気を通しやすい性質を用いて体水分量を測定します。従って、正しい記述です。
3→運動直後は体液の分布が変動する可能性があり、それによってインピーダンスの測定値が影響を受けることが知られています。そのため、正しい記述であり、BIAの測定には運動の影響を考慮する必要があります。
4→食後は、消化吸収によって体液の分布が変わる可能性があるため、BIAの結果に影響を与えることがあります。このため、正確な記述です。
5→入浴は体温や体内の水分分布を変化させることがあり、これがBIAの測定値に影響を与える可能性があります。特に温浴による血管の拡張や発汗などは、体液バランスに影響を及ぼし、それがインピーダンスの測定値を変動させることがあります。したがって、正確な記述です。