1→廃棄部のある食材料を発注する際には、1人分の純使用量だけではなく、その廃棄部の量も考慮する必要がある。ただし、純使用量に予定食数を乗じるだけでは、実際の使用量や廃棄部の量が考慮されていないため、この記述は誤りである。
2→食品受払簿に記録するのは在庫食品。即日消費される生鮮食品は記録しない。
3→冷凍食品の検収では、食品の品質や保存状態を確認するための方法として、視覚や触覚、嗅覚などの感覚を用いた方法が一般的である。化学的検査法による鑑別は、特定の状況や要件下でのみ必要とされることがあるが、一般的な検収手法としては行われない。
4→在庫品の棚卸しは、正確な在庫の把握や損耗の確認を行うためのものである。不定期に行うと、適切な在庫管理が難しくなるため、定期的に行うことが推奨される。
5→期末在庫金額は、その期間中に購入した食材の残存量を金額で示したものであり、次の期間の食材料費の算定や、予算の計画に必要な資料となる。この記述は、給食の食材管理において重要な要素を示しているため、正しい。