1→通過障害をきたす可能性があるため、少量頻回食とする。
2→早期ダンピング症候群を予防するために、高たんぱく質、高脂肪、低炭水化物食で少量頻回食とする。
3→後期ダンピング症候群とは食後の一過性高血糖とインスリンの過剰分泌による低血糖によって発症するため、早期ダンピング症候群と同様に高たんぱく質、高脂肪、低炭水化物食で少量頻回食とする。カリウム制限は必要なし。
4→小腸の大量切除後は、低たんぱく質食である必要はない。脂質は控える食事とする。
5→S状結腸がんの術後は、水分吸収が低下することにより下痢や軟便を引き起こす。そのため、水分は制限しない。