5歳、女児。血清リン低値と長管骨の骨端線拡大のX線像を認めた。この症例で欠乏しているビタミンである。正しいのはどれか。1つ選べ。
正解!
不正解 答え 2
1→ビタミンAの欠乏で生じるのは夜盲症や皮膚の角質化など。
2→血清リン低値と長管骨の骨端線拡大のX線像は、くる病でみられる所見。くる病はビタミンDの欠乏症である。
3→ビタミンEの欠乏で生じるのは神経機能低下や筋無力症など。
4→ビタミンKの欠乏で生じるのは血液凝固遅延。
5→ビタミンCの欠乏で生じるのは壊血症。