第36回管理栄養士国家試験 問184
- ホーム
- WEB版トップ
- 令和3年度(第36回)
- 第36回管理栄養士国家試験 問184
第36回国家試験 問184
K病院に勤務する管理栄養士である。
患者は、84歳、女性。基礎疾患はない。自宅で娘夫婦と同居していたが、家の中で転倒し、大腿骨頸部を骨折したため、入院し手術を受けた。
入院時の身長140cm、体重35kg、BMI 17.9kg/m2。標準体重43kg。筋肉および皮下脂肪の喪失がみられた。血液検査値は、ヘモグロビン9.7g/dL、総たんぱく質6.3g/dL、アルブミン3.0g/dL。咀嚼・嚥下障害はない。自宅での食事は娘が作っており、家族と同じものを食べていた。
リハビリの開始日から、1日当たりの給与目標エネルギー量を200kcal増やすこととした。間食として経腸栄養剤1パック(200kcal/200mL)を提供したが、「おなかが、いっぱいになるので飲めない。」と、摂取が進まなかった。その場合の対応である。最も適切なのはどれか。1つ選べ。