経鼻胃管にて、1.0kcal/mL半消化態栄養剤(常温)を100mL/時で250mL投与したところ、下痢を生じた。その対策に関する記述である。
正解!
不正解 答え 5
1→脂質含量の多い経腸栄養剤は、下痢を生じやすい。
2→浸透圧の高い経腸栄養剤は、血液から腸管に水分が移行するため下痢になりやすい。
3→下痢の場合は、1ml当たりのエネルギー量を上げない。
4→半消化態栄養剤は、体温より低いと下痢を起こし、体温より高いと消化管に炎症が起きる危険性がある。
5→経鼻胃管は、投与速度が速いと腸管での吸収が追い付かず下痢になってしまうため、急速投与は避ける。