1→国民医療費は、医療保険制度等による給付、後期高齢者医療制度や公費負担医療制度による給付、これに伴う患者の一部負担等によって支払われた医療費を合算したものである。
2→医療費に含まれないものは、正常な妊娠や分娩費、予防接種、健康診断などである。
3→人口一人当たりの国民医療費は、年間約35万、前年度に比べ2.5%の増加となっている。
4→65 歳以上の 1 人当たり国民医療費は、65 歳未満の約 4 倍である(2017年度)。
5→傷病分類別医科診療医療費は「循環器系の疾患」(6兆596億円)が最も多く、次いで「新生物<腫瘍>」(4兆5,256億円)、「筋骨格系及び結合組織の疾患」(2兆5,184億円)、「損傷,中毒及びその他の外因の影響」(2兆4,421億円)、「呼吸器系の疾患」(2兆3,032億円)の順となっている(2018年度)。