1→消化吸収率=吸収量/摂取量×100で算出される。
2→真の消化吸収率は、内因性の排泄量(糞便中に含まれる消化液、消化管粘膜の剥離細胞、腸内細菌などの食事に由来しない成分)を考慮している。
3→老化でんぷんの消化吸収率は、糊化でんぷんより低い。老化でんぷん水分子が剥離して元の生でんぷんに近い構造に戻ったものである。そのため糊化でんぷんよりも消化吸収しにくくなる。
4→カルシウムの消化吸収率は、生体の要求量に比例し、成長期、妊娠期、授乳期、カルシウム欠乏時などは生体の要求量が増えて吸収率が高まる。
5→βーカロテンは脂溶性ビタミンなので脂質とともに摂取すると吸収率が上昇する。