1→体重 1 kg 当たりの水分量は、体脂肪率が低い者の方が高い者より多いとされています。
脂肪組織は水分量が低いため、体脂肪が多いと水分量は低くなります。
2→成人の体水分の分布は、細胞外液よりも細胞内液の方が多いです。
また体液は体重の約60%を占めていますので、体重50kgの人だと体液量は30Lということになり、その2/3(20L)は細胞内液として、残りの1/3(10L)は細胞外液として存在しています。
3→栄養素 1 g 当たりの代謝水は、脂質が最も多い。
4→不可避尿量は、飲水量に影響されない。水を1滴も飲まなくても、尿として排泄されるものとされています。
5→水分必要量は、不可避尿量よりも多くなります。